Monday, November 3, 2014

おいしい虫

今日は、筑波大学の文化祭『雙峰祭(そうほうさい)』に行ってきました。
模擬店が多く、学生の若い熱気で盛況。

そんな中、昆虫料理研究家というちょっと興味深い内山昭一さんの講演会に参加してみました。内山さんは、『食べられる虫ハンドブック』や『楽しい昆虫料理』という本なんかも出していて、いろいろな虫を使った料理の普及を目指している。栄養的にもいいそうだ。
講演会で紹介された、美味しい虫トップ5がこちら。

1. カミキリムシ
2. オオスズメバチ
3. クロズズメバチ
4. セミ(幼虫)
5. ケムシ(桜につくもの)

それぞれ、エビに似た味がするだとか、白子よりもクリーミーで美味しいなどの解説がついていた。中でも桜につくケムシは、調理すると桜の香りがして美味しいのだそうだ。

養殖するのに実用的なのは、食用部分が多く(80%)、えさも少なくて済むコオロギ。
一番オーソドックスな調理法は"揚げる"。これなら衛生的にも問題ないという。
形がどうしてもグロテスクに見えるので、フランスなどでは、粉末状のものが売られているそうだ。
虫は、環境に負荷がかからず高タンパクということで、宇宙食としても期待されている(?)らしい。(参考:「新宇宙食シルクナゲットを食べてみる!」

タイでは、女の子たちが普通にセミを美味しそうに食べていたけど、こういうのは小さいころの記憶に左右されるのだろう。
僕はイナゴや蜂の子ぐらいは食べられるけど、それ以外はやっぱりなかなか慣れない・・・。


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